臥龍山荘1

臥龍山荘 – 肱川流域の風情ある山荘

愛媛県の小京都と言われる大洲市にある山荘である。周囲の山々と肱川を見下ろせる景勝地に建つ趣きのある数奇屋造りの建物である。国の重要文化財に指定されている。

臥龍山荘2
臥龍山荘2

臥龍山荘について

肱川流域の「臥龍淵」は古くから知られた景勝地であった。文禄年間には藤堂高虎の重臣、渡辺勘兵衛がこの地に広大な屋敷を構えた。歴代の大洲藩主もよく訪れていた。その後、屋敷は荒廃した。

明治になり、貿易商の河内寅次郎氏がこの地に山荘を建設することを思い立ち、構想に10年、施工に4年かけ明治40年に臥龍院、不老庵、知止庵の三つの山荘を完成させている。これが、現在の臥龍山荘である。

現在は一般に公開されている。平成23年には「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」の一つ星を獲得している。

臥龍山荘3
臥龍山荘3
臥龍山荘ー4
臥龍山荘ー4

臥龍山荘付近の地図

住所:愛媛県大洲市大洲411-2
JR予讃線の伊予大洲駅から20分程度歩く。肱川を渡るまでは特に見るべきものはないが、橋を渡る辺りから大洲城の眺望や大洲の町の古い町並みを通るので、飽きることはない。

小京都の大洲市と大洲城

大洲市は肱川の流域にある大洲城を中心に発展した大洲藩の城下町である。現在でも古い町並みが残っており、伊予の小京都と呼ばれている。

NHKの連続テレビ小説「おはなはん」の主人公「浅尾はな」の出身地で、ドラマでは大洲市の古い町並みがロケで使用された。

大洲城は明治時代に老朽化と構造上の欠陥から解体されたが、平成16年に伝統工法を用いて復元されている。天守閣は丘に上に建っているので大洲市内の各所から見ることができる。遠くからの眺望は良く、また、木造の本物志向の建築で面白いのであるが、何故かレトロ感が少なく、味が出るまでにはもう少し時間がかかる感じである。周囲の環境も必要かも。

大洲城
大洲城