大洲商業銀行1

大洲商業銀行 (現おおず赤煉瓦館) – 大洲市に残る近代建築

愛媛県大洲市は古い町並みが残り小京都と言われている。この大洲市に市の有形文化財に指定されている明治時代に建てられた赤レンガの近代建築が残っている。近くには「おはなはん通り」など明治のロマンを感じさせる町並みも随所に残り、この辺りは観光スポットになっている。

大洲商業銀行(現おおず赤煉瓦館)の建物

明治時代34年大洲商業銀行として建設されたイギリス積みのレンガ造りの2階建て建物。屋根には和瓦を葺き、鬼瓦に商の字を入れた和洋折衷の様式に特徴がある。
建物は昭和29年に大洲市の所有となり、警察署庁舎や商工会議所を経て、現在は大洲市の観光施設「おおず赤煉瓦館」となっている。
おおず赤煉瓦館では地元主婦グループのハンドメイド雑貨・和小物・県内の特産品などが販売されている。資料室では赤煉瓦関連の資料などが展示されている。入場料は無料。

大洲商業銀行の正面
大洲商業銀行の正面
大洲商業銀行玄関の装飾
大洲商業銀行玄関の装飾
大洲商業銀行倉庫だった入口

おおず赤煉瓦館とその付近の地図

住 所:愛媛県大洲市大洲60
JR予讃線の伊予大洲駅から徒歩15分程度のところにある。
この近くには古い町並みが随所にの残っており、明治の歴史と文化とを感じさせる観光エリアでもある。

大洲市に残る古い町並み

大洲市の古い町並み1
大洲市の古い町並み1

NHKの連続テレビ小説「おはなはん」の主人公「浅尾はな」が生まれた近くの町並み。現在でも当時の雰囲気が残っておりドラマのロケ地として使用された。

大洲市のおはなはん通り
大洲市のおはなはん通り

大洲商業銀行について

この地方は幕末の頃から養蚕や製糸業が次第に普及し始め、明治20年代には養蚕・製糸の一大中心地として発展した。
これに伴い金融機関の整備の必要性が認識され始め、明治22年に大洲銀行が開業した。
明治31年頃から赤煉瓦造りの本社建物の建設が始まり、倉庫、金庫、本館事務所など順次竣工し、明治34年にすべてが完了した。
大洲商業銀行は大正11に大洲銀行と合併し解散した。その後も合併を繰り返し、豫州銀行、そして現在は伊予銀行となっている。